ホストクラブで働く前に準備しておくべきこと。

ホストの仕事内容とは?

ホストの仕事っていうと女性客と一緒に酒を飲んで騒いでいるだけという偏ったイメージを持っている人も多いと思います。
テレビドラマなどでも女をだまして楽にお金を稼ぐなんてイメージで紹介されることも多いですが、実際は楽に稼げる仕事なはずがありません。
そこで具体的なホストの仕事について紹介していきたいと思います。

ホストの仕事を一言で言うならば、お店に来る女性客への接客です。
女性客にお酒を作ったり会話で楽しませたり、店に滞在している時間、接客サービスを提供します。
自分を指名してきてくれるお客さんだけではなく、特に新人のように自分の指名客ができるまでは、他のホストの指名客の相手をする必要があります。
例えば売れっ子ホストになると、同じ時間に複数の指名客が来店し指名かぶりの状態になります。
それでもそのホストは一人しかいないので、時間ごとにその複数の指名客のテーブルを順番に回っていくのです。
指名したホストが席につかない間に、その時指名がないホストが代わりにその指名客の相手をすることになります。
これをヘルプと呼ぶのですが、自分のお客さんではないため、自分の売上には結びつきません。
ヘルプでついたときにその指名客が何か高いシャンパンやワインなどのボトルを入れたとしても、その指名ホストの売上となります。
だからと言って、その指名客をぞんざいに扱ったり楽しませることができないと、その指名客は指名ホストがいない間は退屈と感じてお会計をして見せを出てしまいます。
そうなると、その指名ホストの足を引っ張ることになり、あとで怒られたり自分の評価が著しく下がったりしますので、そういう事態を避けるため、ヘルプでも一生懸命サービスしなければなりません。

また、特にヘルプ周りが多い時は、とにかくお酒を大量に飲まされます。
ホストクラブの売上の多くは高いシャンパンやワイン、ブランデーなどの高級ボトルをいかに多く入れてもらうかになります。
そして、女性客は何もお酒をたくさんに飲みたいからではなく、その指名しているホストの売上があがりナンバーと呼ばれる売れっ子ホストになって欲しいがために、高いお酒を入れるわけです。
数時間で1本数十万円もするボトルを何本もいれるセレブな女性客もいます。
そうなると、注文されたボトルは誰が飲むかというと、ヘルプや新人ホストがその指名ホストの代わりに飲むことになります。
週末の人気店になると、一人で5本ほどのシャンパンボトルを飲むことだってあります。
そういう意味ではホストの仕事の第一条件としては、お酒が強くなくてはなりません。
お酒が弱いと営業時間がはじまってすぐにリタイヤしてしまい、稼ぐことはできませんし、早退扱いで罰金という店だってあります。
売れっ子ホストも自分が潰れてしまっては大変なので、ボトルが入ると自分ではほとんど飲まずに、新人ホストやヘルプのホストに飲ませることになります。
これが正直、体力的にも精神的にも一番きついホストの仕事かもしれません。

また、このほかにも新人ホストは、お店の清掃や買い出しなどの雑用も担当するお店も多くあります。
さらに寮生活ともなると、寮の掃除や先輩ホストの洗濯やお使い、他の同僚ホスト達へのご飯作りなどもあります。
その為、営業時間外もやらなければならないことが多く、これが嫌で辞めてしまう新人ホストも多くいます。
一見華やかに見えるホストクラブの世界も、スポットライトが当たるまでは、厳しい状態が続いてしまうので売れるまでは覚悟が必要です。