キャバクラ 仕事

キャバクラで働く前に知って欲しいこと

同伴とアフターの使い方

キャバクラで働いた経験がなくても、「同伴」と「アフター」の言葉を聞いたことがあるという人は多いのだと思われます。

同伴とは、お店に来店する際にお客さんと一緒にお店に出勤することを言います。
ただ一緒にお店に入るのではなく、その前にお客さんと一緒にご飯を食べにから来ることが多いです。
中には、一緒に映画に行ったり買い物をしたり、さながらデートのような時間を過ごしてから出勤する同伴もあります。
お客さん側のメリットには、女の子とお店の外で会うことでデート気分が味わえたり、プライベートを覗くことができたりと、女の子と距離を縮められると思って同伴をしてくれたりします。
キャバクラ嬢側のメリットとしては、確実にその日の指名を1つは獲得することになりますし、お客さんが来てくれることにより売上にもなります。
売れっ子のキャバクラ嬢となると、毎日のように同伴出勤があり、中には1日に2つの同伴出勤を獲得する猛者もいたりします。
働くキャバクラのお店によっては、この同伴の月の回数のノルマがあったり、イベント日には強制同伴をしなければならなかったりもしますので、やはり同伴をしてくれるお客さんは数人確保しておかなければなりません。
お客さんは同伴することで、同伴料金としてお店に別途お金がかかる場合もあるので、同伴をあまり好ましく思っていないお客さんもいますので、強引に誘うことで指名を辞められる場合もありますので注意が必要です。
また、同伴ではご飯を食べに行くことが多いですが、お店と違って態度が悪かったり、食べ方が汚かったり、待ち合わせに遅刻をしたり…と幻滅させてしまい、せっかくの同伴からお客さんを逃すことがないようにしてくださいね。

また、反対にアフターとはお店の営業終了後にお客さんとお店以外で会うことを指します。
大抵に場合は二次会のようなノリで飲みに行くことが多いです。
プライベートで飲みに行く感覚のお客さんと異なり、女の子側のメリットはあまり多くはありません。
女の子自身がそのお客さんに好意を抱いている場合は良いかもしれませんが、そうではない場合は、お酒に酔ってたり働いて疲れているのに、まだ仕事モードの接客感覚から解放されませんし、早く帰りたいと思ってしまうことでしょう。
直接的なお金に結びつくこともありませんし、酔っていることを口実に下心を我慢できずにホテルなどに誘ってくるお客さんもいたりします。
そういう面で、もちろんアフターを断っても良いのですが、あまりにも断りすぎると、お客さんに良い印象を与えないのも事実です。
そういうお客さん向けに、例えばホテルから反対の場所にある飲み屋だったり、明るい店内で人の目があるバーだったり、程よい時間に帰れるお店だったり、自分の都合の良い展開に持っていきやすいアフター用のお店を用意しておくと良いと思います。
また、お客さんと一対一よりも他にも仲の良い女の子を連れて行ったり、複数で来ているお客さんとグループでアフターに行くと、下心のあるお客さんには効果的かもしれません。

また、アフターの使い方として他にも気を付けたいポイントがあります。
アフターはキャバクラのお仕事終わりにお客さんと会うということで、同伴よりもプライベート感が強くなります。
そこで長い時間一緒にいすぎると、お店でお金を使って会うよりももっとプライベートで会いたいと思って、お店に全然来ないでプライベートを要求してくるお客さんも中にはいるので気を付けてください。